世界史

2018年8月19日

帳簿の世界史

◇◆第908回◆◇

4167910608帳簿の世界史 (文春文庫 S 22-1)
ジェイコブ・ソール 村井 章子
文藝春秋 2018-04-10

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世界史の影に複式簿記あり
複式簿記を用いた会計技術が世界史にどのような影響を与えたのかを論じています。歴史というと、人物中心というか、英雄史観とでもいえばいいような歴史が多いです。アレクサンダー大王が、チンギスハンが、ナポレオンがという具合の歴史です。しかし、歴史を動かすうえで個人の力と同様か、それ以上に大きいのが品物であったりシステムであったりします。学校ではそういう視点をまず教わりません。

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2018年7月 7日

進歩 人類の未来が明るい10の理由

◇◆第907回◆◇

479496997X進歩: 人類の未来が明るい10の理由
ヨハン ノルベリ Johan Norberg
晶文社 2018-04-24

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世界は日々ますます素晴らしくなっている
テロ、環境破壊、犯罪、難民、貧困、戦争、飢餓…、メディアには悲惨な情報があふれ、人類はいったいどうなってしまうのか、と思っていませんか。しかし、ここで著者は力強く宣言するのです。そんなものは嘘っぱちだ、と。世界は日々住みよくなっており、未来は明るいという事実をたくさんの資料をもとに本書の中で明らかにしています。

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2018年1月 8日

世界を変えた6つの「気晴らし」の物語

◇◆第902回◆◇

4023316326世界を変えた6つの「気晴らし」の物語【新・人類進化史】
スティーブン・ジョンソン 大田直子
朝日新聞出版 2017-11-20

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遊びがつくってきた歴史
学校で習う歴史では、世界を変えるのは政治や経済の堅苦しい出来事だと思いがちです。革命や戦争が歴史をつくった一面はありますが、遊び、楽しみ、といったものが世界を変えるのに大きな役割を果たしてきたことが本書では語られています。世界を変えた6つの「気晴らし」とは、ファッションとショッピング、音楽、味、イリュージョン、ゲーム、レジャーランドです。

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2013年6月15日

世界史をつくった海賊

◇◆第806回◆◇

4480065946世界史をつくった海賊 (ちくま新書)
竹田 いさみ
筑摩書房 2011-02-09

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大英帝国繁栄の影に海賊あり
本書で取り上げられている「海賊」は16世紀から17世紀のイギリスの海賊です。当時のイギリスはヨーロッパでは貧しい二流国にすぎませんでした。スペイン、ポルトガルといった大国に伍して豊かになるためにイギリスがとった手段が、それら大国の積荷を奪うという海賊行為だったのです。もちろん、正式にそのようなことが許されるわけがありません。表向きは、海賊は国家とは無関係、私的な略奪行為を働く犯罪者でした。しかし、それは裏側では国家の戦略と密接に結びついて、略奪したものを国家へ還流させていました。

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2009年7月17日

グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (下)

◇◆第593回◆◇

4757142188グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (下)
ナヤン・チャンダ 友田 錫/滝上 広水(訳)
NTT出版 2009-03-09

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破壊と創造の連鎖
本書の原題は「結ばれしもの:交易商人、布教師、戦士、冒険家がどのようにグローバリゼーションを形づくったか」というものです。人類の歴史そのものがグローバリゼーションであり、その代表としてこれらの人々をとりあげ、その動きを描いたのが上巻でした。下巻の冒頭はさらに大きな組織として「帝国」が果たした役割が描かれています。グローバリゼーションの光と影が切り離せないものであることがよくわかります。

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2009年7月11日

グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上)

◇◆第588回◆◇

4757141653グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上)
ナヤン・チャンダ  友田 錫 /滝上 広水(訳)
NTT出版 2009-02-23

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私たちはみなグローバリゼーションの賜物
人類の歴史がグローバリゼーションの進展そのものだったということをさまざまな具体例をあげて解説しています。アフリカで進化してきた人類が5万年前、何らかの生存の危機に直面し、一部のグループがアフリカを後にしました。これがグローバリゼーションの第一歩です。それから世界中に拡散していった人類は気候にあわせて肌の色や体形を変化させましたが、全世界に広がる60億を超える人々の遺伝子をたどっていけば、ひとりの女性に行き着くといいます。文字通り、すべての人類は兄弟姉妹なのです。

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2008年12月 4日

モルガン家

◇◆第508回◆◇

4532192994モルガン家(上) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)
ロン・チャーナウ 青木 榮一(訳)
日本経済新聞社 2005-07-02

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モルガンというプリズムを通してみる近現代の金融史
JPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーにその名を残すモルガン財閥の歴史を軸に、近現代の金融史を描いたノンフィクションです。モルガン財閥の前身はアメリカの銀行家ジョージ・ピーボディが1838年にロンドンで創業したピーボディ商会です。当時のロンドンは世界金融の中心地であり、ベアリングス家、ロスチャイルド家などの"マーチャント・バンカー"がヨーロッパ金融界の覇権を握っていました。

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2008年10月26日

世界史

◇◆第502回◆◇

4122049660世界史 上 (中公文庫 マ 10-3)
ウィリアム・H・マクニール 増田 義郎 佐々木 昭夫 (訳)
中央公論新社 2008-01

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6000年の人類文明史を鳥瞰する
紀元前3500年から20世紀までの歴史を600ページあまりで描いた歴史書です。ある時代、ある地域の歴史を読むのとは一味違う、全体を見渡す視点を得られる名著です。歴史を進めてきた両輪は戦争と宗教だったのだ、と感じました。これは、とどまることを知らない想像力、けっして現状に満足しないという人類の特性によります。

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2008年9月 5日

第二次世界大戦〈下〉

◇◆第495回◆◇

4120029255第二次世界大戦〈下〉
Liddell B.H. Hart 上村 達雄
中央公論新社 1999-10

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枢軸国側の敗北への道程
下巻では、1943年のアフリカ掃討から1945年の日本の降伏までが描かれています。巻末に第二次世界大戦全体の年表が戦線を並列させて載っており、戦争の展開ぶりを場所もあわせて追っていくことができます。最も戦線が広がっていた時期には、大西洋、ヨーロッパ西部、ソ連、北アフリカ、太平洋、中国、アジアと文字通り世界中で戦争がおこなわれていました。

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2008年8月30日

第二次世界大戦〈上〉

◇◆第494回◆◇

4120029247第二次世界大戦〈上〉
B.H.Liddell Hart 上村 達雄
中央公論新社 1999-08

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第二次世界大戦の戦いの局面をつぶさに見る
リデル・ハートは英国を代表する軍事史家であり、戦略思想家です。第二次世界大戦という世界中をまきこんだ六年に及ぶ戦争の全貌を、戦闘の展開のみに絞って書いています。戦場であるいは補給の場面で両軍がどのように動いたか、政治の指導者はどうしたのか、さらに各々の戦闘場面で指揮官たちは何を目的にどう行動したかを克明に描いています。

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