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2017年5月 7日

孤独の愉しみ方

◇◆第894回◆◇

4781604579孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)
ヘンリー・ディヴィッド ソロー Henry David Thoreau
イースト・プレス 2010-09-01

by G-Tools

ヘンリー・ディヴィッド・ソローの名言集
ソローは1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコードに生まれました。ここは自然環境に恵まれ、思想活動の中心でした。ハーバード大学に学び、エマソンとも親交を深めたソローはやがて自然の魅力に深く惹かれるようになり、ウォールデン湖のほとりに小屋を建て、自給自足の生活を始めます。このときの生活と思索の記録が後に『森の生活』になり、シンプルライフの原点となりました。

本書ではソローの思想を現代人に親しんでもらうために155の名言集にしています。五つの章に分かれており、それぞれ見開きで名言とその説明が載っています。どこのページを開けて読み始めてもよく、それらの言葉について自らを振り返って考えることができるようになっています。

孤独が一番の贅沢
・とびきり上等な孤独になれる時間を一日一回持つ
・「みんな」という言葉に惑わされてはならない。「みんな」はどこにも存在しないし、「みんな」は決して何もしてくれない。
・他人に認められることは必要だが、そのことばかり求める人生ではつまらない。
・余分なものはいらない。人生の冒険に乗り出すのだ。

簡素に生きる大切さ
・風向きが定まらないこの世で生き抜く方法が一つある。すべてを簡素にしておくことだ。
・最高の芸術はその日の生活の質を高めることである。
・大人の多くは、型にはまって生きている。だから真の可能性に気づかない。
・生きづらくなるのは現状に縛られてしまうからだ。
・自由になれるのに、自由にならないのはなぜなのか。奴隷になるために自由はあるのではない。

心を豊かにする働き方
・生活費を稼ぐために、起きている時間のほとんどを労働に費やすのは、明らかに失敗だ。
・「世間の評判」の奴隷になってしまう人間がなんと多いことか。
・額に汗して働く必要など、実はどこにもない。
・金のためだけに仕事をするものは、欺かれているか、自分を欺いているかのどちらかだ。
・仕事とは何かをやりとげるためにするものだ。

持たない喜び
・隣人が持っているからといって、家を買う必要は無い。
・多くを持てば急所をしめつけることになる。
・資産は必ずしも人生を楽しいものにしてくれるわけではない。
・簡素な生活をする気になれば、もっと楽しい生活が始まる。
・労働は楽しみである。もし欲望がふくれあがらなければ。

自然の教え
・心の中にいつも夜明けを持つ。朝は活力をくれる。
・森は人生と向き合える場所なのだ。
・自然と同じように生きよう。それは、とても豊かな時間をもたらしてくれる。


孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)
孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)
ヘンリー・ディヴィッド ソロー Henry David Thoreau

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