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2015年4月 1日

人生がときめく片づけの魔法

◇◆第881回◆◇

4763131206人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
サンマーク出版 2010-12-27

by G-Tools

片づけられないのは片づけの方法を習っていないから
部屋を片づけることが苦手だという人は結構いるようです。私自身もかつては散らかった部屋で暮らしていました。「断捨離」の考え方に出会って部屋を片づけ、それ以来ビジネスホテルのようなすっきりとした部屋で暮らしています。再び散らかって部屋がカオス状態になるというリバウンドには見舞われていません。それでも、本書からはさらに学ぶことがいろいろありました。

まず、片づけは一気にすませてしまうのが大事です。その際、スムーズに捨てるものを選ぶために片づける順番があるといいます。衣類、本、書類、小物類、そして最後に思い出の品へと進みます。これが捨てる難易度の低い順番です。

本書の後半で、モノと人との関係についての著者の考察があります。ここを読むと、日本人だなあと思います。モノに魂や心がある、という感覚が書かれています。あらゆるものに魂が宿るというアニミズムの考え方は日本では今もそれほど特殊な考え方ではありません。本書は翻訳されて海外でもベストセラーになっているそうです。他の文化圏の人にもこの考え方が受け入れられたのでしょうか?

モノにも魂があると考えるからこそ、自分の身近には自分がときめくものだけを置き、そうでないものは「捨てる」ことによって外界へ解放してやる、という考え方をしています。たかが片づけというわけではないのです。片づけられないのにはそれなりの訳があり、部屋を散らかして見たくないものから目を背けているということもあり得ます。片づけを始めると人生のリセットにもつながっていくのです。

収納の基本
モノは立てて収納せよ、と言っています。積むと空間が際限なく使えてしまうため、モノが増えても増えた感覚が薄くなることと、積まれたら下のモノがつらいからです。下になったモノの存在感が薄くなってしまいます。衣類も立てて収納するというのは新鮮な提案です。これを読んで一部やってみましたが、これは使える方法だと感じました。

収納とは、著者の定義では、モノの居場所をきちんと決めることです。自分が持っているすべてのものに居場所を与え、使ったらその居場所に戻してやります。そうすれば、モノが散らかってしまうことはありません。モノの居場所を定めず、適当にその辺に置きっぱなしにすることから部屋のカオス化が進行します。

モノをねぎらう
モノは持ち主を支えようと一生懸命働いてくれていると著者は書いています。この辺がアニミズムだな、と思うわけですが、こういう考え方は素敵です。そのモノの気持ちに応え、一日働いたモノを労わり、感謝の言葉を述べ、モノの定位置に戻してやればモノもきちんと休めて輝きがちがってくるというのです。

一流のアスリートや職人は自分の使う道具を神聖なものとして手入れし大事にします。凄い道具だから大事にする、というのもあるのでしょうが、大事にするからこそ凄い道具になっていくという一面もあるのでしょう。モノに敬意を払うということを教えられました。


人生がときめく片づけの魔法
人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵

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