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2014年7月25日

「あの世」が存在する7つの理由

◇◆第869回◆◇

4763133322「あの世」が存在する7つの理由
ジャン=ジャック・シャルボニエ 石田みゆ
サンマーク出版 2013-09-17

by G-Tools

意識が死後も存続すると考えられる七つの理由
著者はフランス蘇生学協会会員で、麻酔医、蘇生医として25年以上にわたり救命救急の現場で働いています。その経験から「人生は、死によって終わるものではなく、意識を伴ったまま別次元で続いていくもの」との確信を得ています。本書では、あの世(肉体が死んだ後に意識が向う次元)があると考えられる理由を、大きく七つに分けて書き、肉体の死は意識も含めてすべてが消滅するとする物質主義的考え方に反論しています。

死後に何かがあるか、ということを科学的に証明するのは困難です。それは、科学が要求する<再現可能性>と<測定可能性>を個人の死の世界には適応させられないからです。この本を読んでも否定派の人々の意見が変わるとは思えません。集められた状況証拠を見て、自分がどう感じるかで判断するしかないでしょう。第一章の冒頭に「存在していると信じない限り、それを見ることはできない」との言葉が載っています。「あの世」とはそういうものかもしれません。

著者があげる7つの理由は次のようなものです。

1)臨死体験の報告がすでに六千万件以上ある
臨死体験は年齢、性別、文化などの条件にかかわらず、根本的な内容がよく似ている。体から抜け出て、自分を見下す。素晴らしくいい気分で、もう戻りたくないと感じる。その後トンネルを潜り抜け、光の中で自分の一生を回顧する。そこへすでに亡くなっている近親者がやってきて、「まだここにはいられない。戻らなくてはいけない」と言われる。残念な気持ちのまま肉体に戻ると、以前の苦痛が戻ってくる。しかし、死後存続を確信し、体験者のその後の心の持ちようは大きく変わる。

2)臨死体験を「脳の幻覚」と片付けられない例がある
脳動脈瘤の手術のため脳の血流を完全になくし、体温を15度代まで下げた患者の臨死体験報告がある。脳はそのとき完全に機能を停止しており、幻覚を見る余地さえなかった。

3)死に瀕した人が見せる態度の共通性
目前に迫る死を平穏に見ている、死後の世界に思いをはせ幸福感に浸っている、素晴らしい光景が見えると言い出す、すでに亡くなっている人の姿が見えると言い出す、など、特に信仰を持っていたとはいえない人でも、霊的な何かを見ているような言葉を口にする。

4)体外離脱は珍しいことではない
臨死体験でおこる体外離脱は、健康な状態の人にも単独で起こることがある。自分で意図して体外離脱できる人もいる。あまり大きな声で語られないのは、どこかおかしいのではないか、という目で見られる危険性があるから。

5)死の疑似共有体験
死にゆく人のそばにいる人が死者とともに何か特殊な体験をするというケースがある。著者自身がそうした体験をしており、救命救急の措置をおこなっていた患者の頭のてっぺんから何かいきいきとしたものが抜け出る感覚を体験している。臨死体験にせよ、こうした体験にせよ、体験した人はそれによって考え方が大きく変わる。

6)霊能力の存在
霊能力はインチキではない。すべての人が多かれ少なかれ持っているものなのだが、個人差が大きく実感できない人も多い。それを利用したペテン師も確かにいるが、実際にあちらの世界と交信しているとしか考えられない優れた霊能力者もいる。運動や芸術の才能にさまざまなレベルのものがあるように霊能力も同じこと。

7)あの世からのサイン
現代科学では、「脳は意識の分泌腺」と考える。しかし、「脳は意識の送受信器」と考えれば、臨死体験、超常現象、虫の知らせ、直感、といったものに説明がつけられる。意識がある種の振動波ならば、霊媒師の脳はその受信器になりえる。もっと進んで電話、映像装置、放送設備などもそうしたものを拾うことができる。科学では説明しがたい現象が記録されている電磁媒体は数多くある。

著者は自分の経験から「死後の世界を信じている、のではなく、死後の世界が存在することを知っている」と書いています。それでも実際の体験が無い人にはそれを信じることが難しいということも理解しています。そこで、こんな風にいうのです。「死後の世界を信じると、人生が変わります。物質に支配されていた世界は終わりを告げ、価値観が一変します。死への恐怖も消えてしまいます。幸福とは、愛やスピリチュアリティ(霊性)の同義語なのだとわかり、大変身近なものになるでしょう。」


「あの世」が存在する7つの理由
「あの世」が存在する7つの理由
ジャン=ジャック・シャルボニエ 石田みゆ

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