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2012年9月 3日

疲れたときは、からだを動かす!

◇◆第766回◆◇

4000014013疲れたときは、からだを動かす!―アクティブレストのすすめ
山本 利春
岩波書店 2006-09-26

by G-Tools

アクティブレストとは
疲れたときは休む、というのがこれまでの一般常識でした。しかし、疲れたときはむしろ軽く身体を動かした方が疲労回復が早いのです。スポーツのコンディショニングの場から提唱されるようになった「アクティブレスト」の考え方、これは一般人の疲労回復にも広く応用が効きます。その考え方と具体的方法について述べてあります。

スポーツ選手は試合で最高のパフォーマンスを行うために、ハードなトレーニングをします。試合とトレーニングにともなって蓄積していくのが疲労であり、それによるケガの危険も増します。いかに効率よく疲労を回復するかはトレーニングとともに、パフォーマンスを支える両輪なのです。

筋力・柔軟性・持久力
疲れにくい身体をつくっておく、というのは、運動選手でなくても大事なことです。本書では、疲れにくい身体というものを筋力、柔軟性、持久力という三つの柱で考えています。これらはいずれも加齢とともに低下するものであり、特に柔軟性の低下は身体の凝りや痛みにつながったり、ケガの原因にもなります。

ストレッチングを生活習慣に
柔軟性を保つため、疲労を回復するためにも、本書ではストレッチングを勧めています。運動のクールダウンとしてストレッチングを取り入れれば、疲労の回復具合が違ってきます。また、デスクワークの合間にストレッチングをおこなえば、肩こりや腰痛といったものが軽減できます。

ストレッチングに加え、持久力を保つためにウォーキングやジョギング、軽い筋力トレーニングも紹介してあり、これらを適切に組み合わせて行えば、体力の低下をある程度ゆるやかにできます。今は高齢者の寝たきり予防、介護予防の観点からもこれらのことが推奨されています。

いずれも短時間ででき、特別な用具や場所も必要ありません。毎日の生活の中にこれらの動作を習慣として組み入れればいいのです。筋力、柔軟性、持久力、いずれも何歳でも維持・回復の可能性があります。そのうえで、何かスポーツを定期的にしているならば、そのクーリングダウンとしてストレッチングを取り入れれば、疲労回復により効果があります。

アイシングの効能
本書では、一般にはまだ意外に知られていないであろう、アイシングについてもページをさいています。運動直後に筋肉を冷やすアイシングは疲労回復に効果的であり、家庭の製氷機でできるアイスマッサージが紹介されています。酷使した筋肉を冷やすことによって筋肉は柔らかくなり、その後にストレッチングを行うと効果的です。

疲れたときは、からだを動かす!―アクティブレストのすすめ
疲れたときは、からだを動かす!―アクティブレストのすすめ
山本 利春

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