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2012年2月 3日

肩こり・首痛は99%完治する

◇◆第728回◆◇

4344018540肩こり・首痛は99%完治する―“緊張性頭痛”も“腕のしびれ”もあきらめなくていい!
酒井 慎太郎
幻冬舎 2010-06-25

by G-Tools

ストレートネックの予防を
これまで肩こりというものに悩んだ経験がありませんでした。そう言うとほとんどの場合、うらやましいと言われます。それほど日本人には「肩こり」はありふれた不定愁訴、極端に言えばあってあたりまえ、なければおかしいというほどのものになっています。肩こり無縁だったのに、昨年の暮れに右腕を痛め、その回復過程で右の肩甲骨の首との境目あたりがどうにも重苦しい感じになりました。これが肩こりというものか、と気がつきました。同時に腕と肩、肩と首はつながっていると痛感しました。本書は肩こりの原因の大半が「ストレートネック」にあるとして、その予防、改善について述べたものです。

人間の脊椎はS字状カーブを持っています。これは二足歩行という革命的な進化の過程で人間の脊椎が獲得した素晴らしい機能です。それによって荷重負担や衝撃に耐えることが可能になっているのです。脊椎は頚椎、胸椎、腰椎に大きく分けられます。このうち頚椎のゆるやかなカーブが失われたものを「ストレートネック」といいます。現代人は特にパソコン、ケータイの画面を見つめる時間が長くなり、四六時中うつむき加減で生活するようになりました。このため頚椎のうちの下部の5番、6番、7番の湾曲が失われやすくなっています。ここのカーブが失われると、首や肩のこりに直結します。

人間の頭は約6kgの重さがあり、それを支えているのが頚椎です。そのカーブが失われれば、負担は肩や首の筋肉を直撃します。コリは筋肉の疲労によって老廃物がたまることからおこります。運動によって筋肉が疲れると思われがちですが、動かさないことによる弊害の方が実は大きいのです。現代人はパソコンやケータイの画面をずっと見つめ続けたり、長時間運転したりという生活で頚椎周囲の筋肉に過度の負担を加え続けています。

肩こりは治る
ツボ押しグッズやマッサージなどで一時的にコリをなだめながら日々の生活を送っている人が多いようですが、これはかえって肩こりをこじらせてしまうことになります。著者は大勢の肩こりに悩む人の治療をおこない、なぜ多くの人が治るはずの肩こりを放置しているのか不思議でたまらなかったといいます。本書のなかでもストレートネックに対する簡単な日常の予防動作(あご引きエクササイズ)が紹介されています。特別な体操というのでもなく、ちょっと姿勢を正す程度のもので、デスクワークの合間にでもできるものです。

肩こりにはこれ以外にもさまざまな原因でおこることがありますから、それらの見分け方も紹介してあります。しかし、大半の肩こりは現代人の「うつむき加減で何かを凝視する時間が長い」という生活の仕方に起因するものだと思われます。このストレートネック対策の動作は現代人なら頭の隅においておくと役にたつと思い、これから実行しようと思います。首まわりというのはデリケートな場所で、アクセサリーをつけることも著者はすすめていません。ネックレスやイヤリングなど首の周囲にあれこれ余分な荷重がかかるものはできる限り避けた方がいいのです。

首・肩のトラブル対策
1)ストレートネックの予防
長時間同じ姿勢をとり続けるのを避ける。ディスプレイ作業、運転など一時間に一回程度は休憩を入れ、身体を動かす。あご引きエクササイズをおこなう。
2)首の関節包内矯正をおこなう
本書で二個のテニスボールを使った方法が紹介されており、自分で簡単にできる。
3)首や肩を冷やさない
4)マッサージ、ツボ押しグッズの使用などはほどほどに


肩こり・首痛は99%完治する―“緊張性頭痛”も“腕のしびれ”もあきらめなくていい!
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