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2007年6月24日

江原啓之神紀行2 四国・広島・出雲

◇◆第399回◆◇

江原啓之神紀行2 四国・広島・出雲
江原 啓之
マガジンハウス (2005/12/10)
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四国霊場・出雲大社・厳島神社
シリーズ第2巻。スピリチュアル・サンクチュアリとして全国の神社を案内していますが、四国では神社とともに八十八箇所の霊場も紹介してあります。明治以前は、神仏混交であり、四国の霊場は日本最大の霊能力者・弘法大師が開いたところでもありますから、ここで紹介されても違和感はありません。本来霊的なもの、聖なるものというのは宗教の枠を超えているものだと思います。

著者自身がお遍路姿でいくつかの霊場を訪れています。今も四国の霊場を歩き遍路する人たちの数は多く、日本でもっとも有名な巡礼場所です。バスや車で観光旅行のように霊場を巡るのもひとつの巡礼のあり方でしょうが、やはり歩くことによって得られるものの大きさは桁違いであろうと思います。遍路姿を整え、まず「型」から入ることによって、聖なるものとの邂逅を可能にする、お遍路はそうした優れた装置なのです。

四国ではこれ以外に”こんぴらさん”の愛称で知られる金刀比羅宮を紹介しています。神話のふるさと出雲では、出雲大社はもちろん取り上げられていますが、それほど知られていない須佐神社が紹介されています。この神社の鋭いご神気にふれ、自分自身を見つめる場としてならば多くの参拝客がおしよせる有名神社よりも、須佐神社のような神社がいいのではないかと著者は指摘しています。

広島では、世界遺産の厳島神社が紹介されています。こうした島は古来から神域として人の立ち入りが禁止されていたところが多く、厳島神社がある宮島もかつては一般の人が訪れることはできませんでした。潮の干満によって神社全体の姿や印象が大きく変わるこの神社は海のエネルギーそのものを強く受けている神域といえます。

巡礼は昔から観光・娯楽という側面を持っていました。各地の温泉や宿、おいしいものを紹介しているページがあります。ただただ真摯に神に祈るというのも大事ですが、こうした娯楽の側面をふまえつつ、ゆったり巡礼・参拝するのは神さまのご意思にもかなっているのではないか、と思います。


江原啓之神紀行2 四国・広島・出雲 (スピリチュアル・サンクチュアリシリーズ)
江原啓之神紀行2 四国・広島・出雲 (スピリチュアル・サンクチュアリシリーズ)
江原 啓之

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