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2006年8月13日

アイデア・ブック スウェーデン式

◇◆第307回◆◇

4478760969アイデア・ブック スウェーデン式
フレドリック・ヘレーン
ダイヤモンド社 2005-03-11

by G-Tools

アイデアを出すための短いヒント集
100ページに満たない本ですが、その中に30のアイデアのヒントが短いトピックで書かれています。これまで「発想法」関連の本を何冊か読んでいる人であれば、それほど斬新な内容は出てきません。しかし、読んで知っていることと、実際にできることは違います。最近『アイデア・ブック2(トゥーボ)』も出ており、すぐに参照できて、発想にいかせるヒントが並んでいるという点で秀逸です。

発想のつまずきとして、人はどこでも同じような問題をかかえています。「レンガ一個の使い道」という問題に、ISIS編集学校でやった「コップは何に使える」という演習を思い出しました。いかに人が常識にとらわれているか、が露わになる問題です。レンガを建築用材、コップを液体を飲む容器、としか考えられないとしたら・・・発想の柔軟性はかなり落ちている、といえます。著者は15分で50の使い道を出すことを求めているようですが。

組み合わせやメタファーを使う、逆に何かを取り除いてみる、意外な関連性をみつける、既存の知識を無視する、など、アイデアを生み出すのに大切な心構えと行動の要点が短い文章で簡潔に表されています。何かに行き詰っているときにぱらぱら拾い読みすれば、発想の視点を変えるヒントになるでしょう。

思い込みのタガをはずす
人間がどれほど「思い込み」にとらわれているか、そのタガをはずすことができたら、随分発想が豊かになるでしょう。レンガの問題などは、大人よりも子どもの方が、素晴らしい発想ができるのではないかと思います。大人はよほど心がけている人でない限り、経験の枠に足をとられ、そこから踏み出すことができません。経験を新しい方法で組みなおすことができれば、「!」なのですが。

遊んで大胆になって、できるだけたくさんアイデアを出してみる、アインシュタインやエジソンといった天才たちも、そうやってアイデアを搾り出してきました。生れ落ちるのを待っている多くの素晴らしいアイデアはまだまだたくさんあります。いえ、無限といってもいいのでしょう。


スウェーデン式 アイデア・ブック
スウェーデン式 アイデア・ブック
フレドリック・ヘレーン

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