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2006年2月 1日

ブレイクスルー思考

◇◆第180回◆◇

4569578640ブレイクスルー思考―人生変革のための現状突破法 (PHP文庫)
飯田 史彦
PHP研究所 2002-12

by G-Tools

生きていくための杖となる思想
「この世は不公平だ」「どうして自分だけがこんな目にあうのか」「生きていてもしかたがない」---そうした思いに一度もとらわれたことがない、という人はまれではないでしょうか。著者の飯田史彦氏は福島大学経済学部の助教授で、経営心理学の立場から人生観を研究し、スピリチュアルな観点から「人生を生きる意味」について考察しつつ、この人生を生きていく”杖”となる思想を展開しています。

著者の思索と方法の根底にあるのは”生まれ変わりの思想”です。本書でも、「これを納得して受け入れていただかないと、私の方法は使えないという難点がある」と認めています。ただ、本書を読むと、生まれ変わりやスピリチュアルの考え方を受け入れて、それにそって人生への姿勢を転換させると、生きるのが楽になるのではないか、と感じます。

特に人生の中で起こる大きな不幸、突然の事故や病気、障害を負う、犯罪に巻き込まれる、etc...など、およそ考えられるほとんどの不幸に直面したとき、著者の提唱する”ブレイクスルー思考”は、土壇場の局面で希望の杖となってくれる可能性があると感じました。

すべてのものごとには意味と価値がある
ブレイクスルー(現状突破)思考とは、「すべてのものごとには意味と価値があり、表面的には失敗・挫折・不運のように見えることも、すべて自分の成長のために用意されている順調な試練である」という考え方、人生に対処する思考法です。この世は理不尽なところです。おかしいじゃないか、と思うこともたくさんありますが、そういうことは、とりあえず”ブラックボックス”に入れて生きることを著者は勧めています。

人生の仕組みや理屈をすべて証明しようとか、完全に理解しようとすると、足をとられます。著者は、ブレイクスルー思考の根拠にはこだわらず、ただ前向きに生きるための道具として活用することを提案しています。スピリチュアルな観点からすれば、それらの全容はこの世の生が終わったときにはわかるのですから。

生まれ変わりの思想でいうと、この人生は私という意識体が選択したものであり、両親、性別、健康状態、人生で受ける試練なども同様に選択したものです。主体的に生きるという心の姿勢を持つことが、試練に耐えることを可能にします。どのようなことであれ、何であれ、そのものに対する自分の心の姿勢を選ぶことは可能です。結局ほんとうの自由はそこにしかないからです。


ブレイクスルー思考―人生変革のための現状突破法 (PHP文庫)
ブレイクスルー思考―人生変革のための現状突破法 (PHP文庫)
飯田 史彦

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