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2005年12月27日

人生を変える80対20の法則

◇◆第153回◆◇

4484981068人生を変える80対20の法則
リチャード コッチ 仁平 和夫
阪急コミュニケーションズ 1998-05-01

by G-Tools

最小努力で最大の効果を
80対20の法則とは、投入、原因、努力のわずかな部分が、産出、結果、報酬の大きな部分をもたらすという法則です。これを発見したのはイタリアの経済学者パレートで、「最小努力の法則」「不均衡の法則」などとも呼ばれています。著者は起業家、投資家、経営コンサルタントとして成功をおさめていますが、学生時代にこの法則に気づき、以来これを人生すべての局面に応用してきたといいます。

コツコツまじめに努力をしていれば、50の働きに対しては50の報酬があるというのが倫理的には正しいのかもしれません。しかし、この世はそういう倫理観で動いているところではないのです。宇宙のあらゆる現象の背後にこの80対20の法則に似たものがあり、それはまるで、楽曲の中に繰り返しあらわれる主題のようです。80対20の法則を利用して、従来の考え方にとらわれない時間、資源の使い方をすれば、常識はずれの躍進をとげることも可能です。

一点集中、近道、得意なこと
80対20の法則を生活に生かしていくための心構えは次のことです。
1)努力の平均水準をあげるのではなく、努力を一点に集中する。
2)決められたコースを走るのではなく、近道を探す。
3)網を広げるのではなく、網を狭める。
4)いちばん楽しいこと、いちばん得意なことだけをやる。
5)常に貴重な20%がどこにあるのかを探す。

本書では、この法則をビジネスと日常生活に応用する方法について、さまざまな場面を想定して述べられています。すべてのことに関して、シンプルにすることを勧め、快楽主義者たれというのが著者の主張です。組織でも何でも非効率になっていくのは効果の薄い複雑化の迷路に入り込んでしまうからであり、それは個人の人生でも同じことです。義理やしがらみやそのほかいろいろなことで、自分が本当に何をやりたいと思っているのか、を見失っている人があまりにも多いのです。

一生懸命は素晴らしくない
私達は「一生懸命は素晴らしい」という意識を叩き込まれています。しかし、これは大きな誤解です。他人のために懸命に働くことは自分が望んでいることを手に入れる効率的な方法ではありません。もっと「生産的怠惰」を重視すべきです。好きなことを仕事にし、自分の仕事を楽しいものに変えるよう知力を使いましょう。そうすれば創造力が飛躍的に高まり、この世はもっと明るくなります。


人生を変える80対20の法則
人生を変える80対20の法則
リチャード コッチ 仁平 和夫

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