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2004年12月27日

ガラクタ捨てれば自分が見える

◇◆第54回◆◇

4094180311ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
カレン・キングストン 田村 明子
小学館 2002-04

by G-Tools

捨てることでエネルギーの流れをよくする
スペース・クリアリングという言葉をご存知でしょうか?私も本書を読んで初めて知ったのですが、要するに家から余計なものを排除し、エネルギーの流れをよくする方法とでもいうべきものです。この本の題名を見てとっさに連想したのは数年前にブームになった『「捨てる!」技術』でした。捨てることに技術が要るのか、と驚き、また、それが爆発的に売れていることから、ネーミングの妙にも驚きました。

整理整頓だの収納だのという題名を冠した本はあのころすでにたくさんでまわっていました。収納のプロ(!)なんていう人がワイドショーに出てきて、押入れの奥に棚をつけたり、なんだかわけがわかったようなわからないようなことをやっていました。あれを見ながら、いつも「なんだ、結局、右のものを左へ、上のものを下へやっただけじゃないのか…」と私は思っていたものです。

そんなときに出たのがあの「捨てる!」本だったのです。とにかく捨てろ、中身は見るな、理屈ぬきに捨てろ、と言い放ってたあの本を読んで、反論していた高名な評論家もありましたが、私は当たり前のことじゃないか、と全面的に著者の辰巳渚さんの肩を持ちたくなったものです。

スペースがないのにどんどんものは入ってくる、どうしたらいい…と迷っている人にいってあげられることといえば「捨てろ!」のほかにありません。そんな当たり前のことを誰も言えず、収納うんぬんでお茶を濁していたところへやってきたのがあの本だったのです。「捨てちまえ!」とばっさり言われて、「そうか、捨ててもいいんだ!」と多くの人があの本に飛びついたのではなかったでしょうか。

捨てられないことの背後にある心理的理由
ところが、です。「捨てる!」というのはそう簡単ではなかったのですね。この本を読むとそのことがよくわかりました。いかに人がくだらないものを(著者はガラクタと呼びます)大量にためこんでいるか。そしてその背後にどのような心理的理由が隠されているか、を知るとなかなか「ガラクタ」とも馬鹿にできません。ガラクタに人生を占領されかねない事態になっている人が少なくないからです。

わかりやすい例として、著者は仕事場の机をあげています。仕事に机を使われる人であればその机を思い浮かべてみてください。机の上の空きスペースはどれくらいありますか?肥満に悩む人はガラクタをためんこんでいる人が多い、とカレンは本書のなかで言っています。持ち物をスリムにすることは、気持をスリムにし、身体もスリムにすることにつながっていくようです。結局、持ってあの世にいくわけにはいきませんから。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
カレン・キングストン 田村 明子

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