多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者

◇◆第644回◆◇

4822283828多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者
シュボーン・ロバーツ  糸川 洋(訳)
日経BP社 2009-01-22

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静かなる大幾何学者の伝記
20世紀の大幾何学者ドナルド・コクスター(1907-2003)の伝記です。数学分野だけでなく、物理学、建築学、芸術にも影響を与えました。彼の業績は一言でこれと言えないほど大きなものです。その最大の功績は古典幾何学が絶滅しかかっていた時代に登場し、その灯火を守り続けて現代科学に古典幾何学のエッセンスを引き継ぐ足場を作ったことでしょう。20世紀は代数幾何学や解析幾何学といった図形を扱わない(排斥さえした)幾何学が幅をきかせた時代でした。コクスターはそのような時代の中にあって、あくまで図形と直観を求め、美しさを追求したのです。

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例解学習類語辞典

◇◆第643回◆◇

4095016612例解学習類語辞典 似たことば・仲間のことば
深谷 圭助  監修
小学館 2009-01-21

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大人も使える小学生向け類語辞典
小学生向けの類語辞典です。これまで類語辞典を数冊使ってみましたが、紙のものは帯に短したすきに長しで使いこなせないままでした。今はデジタル類語辞典を使っています。文筆業で生計をたてているというような人なら分厚い類語辞典を繰ることをいとわないでしょうが、掲載語数が多すぎて重いものはつい敬遠していまいます。かといって薄いものは物足りません。選択に悩んでデジタルだったわけです。

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方法序説

◇◆第642回◆◇

4000071807方法序説 (ワイド版岩波文庫)
ルネ・デカルト  谷川多佳子(訳)
岩波書店 2001-01

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近代精神確立の宣言書
「われ思う、ゆえにわれあり」という有名な言葉の出典です。近代精神の確立を告げ、今日の学問の基本的な準拠枠をなす新しい哲学の根本原理と方法が、ここに示される---とありますので、大層難しい大作かと構えてしまいますが、本文は100ページそこそこ、難解な文章ではなく、今風にいえば、考え方のハウツー本という感じです。正式な書名は「理性を正しく導き、学問において真理を探究するための 方法序説」です。

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バイオグラフィー・ワーク入門

◇◆第641回◆◇

489176600Xバイオグラフィー・ワーク入門
グードルン・ブルクハルト  樋原裕子(訳)
水声社 2006-07

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バイオグラフィーの具体的方法
バイオグラフィーとは、生きてきた軌跡であり、人生の物語です。個人がそれに取り組むことにより自分が今いる位置を確認し、人生の意図を見出すことが可能になります。同時に他者を理解するヒントも得ることができます。本書ではシュタイナーの人智学に基づいたバイオグラフィー作成の具体的方法について述べてあります。その根底にあるのは、人間は生物学的存在であると同時に霊的存在でもあるという思想です。

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あなたは7年ごとに生まれ変わる

◇◆第640回◆◇

あなたは7年ごとに生まれ変わる
西川隆範  河出書房新社  1995-9-20

バイオグラフィーによる人生の考え方
ルドルフ・シュタイナーの「バイオグラフィー」によると、人間の一生は7年ごとに大きな節目を迎えるといいます。さらにそれを三つずつまとめて、人生を三分割すればその時期にどのような課題があるかの見当をつけられるだろう、というのです。21歳までは成長期であり、周囲から学ぶ時期、21歳から42歳は社会で活動し経験を積む時期、42歳から63歳は自分の精神を育てる時期、63歳以降は課せられた仕事から解放されて自由に生きる時期だという考え方が示されています。

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フリー

◇◆第639回◆◇

4140814047フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン  小林弘人(訳)
日本放送出版協会 2009-11-21

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フリーの流れは止められない
かつては考えられなかったようなさまざまなものが無料になっています。いつの間にかそれがあたり前になり、その背景で起こっていることについては深く考えたことがありませんでした。インターネット高速常時接続の普及に伴って、ビット(デジタル情報を著者はこのように記しています)はあらゆる分野で無料への激しい潮流にさらされるようになり、それはアトム(実体のある物質を扱う経済)にも大きな影響を与えています。本書は「ロングテール」の概念を広めた著者が「フリー」の向かう方向について考察したものです。

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決定版1億人の俳句入門

◇◆第638回◆◇

4062880296決定版1億人の俳句入門 (講談社現代新書)
長谷川 櫂  講談社 2009-12-16

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俳句の約束事を解説
著者は1954年生まれの俳人で俳句結社「古志」を主宰しています。伝統文芸である俳句の中にあっては若手に入るのでしょう。俳句のとっつきにくさはさまざまな約束事にあります。十七音という短さから誰もが一度くらいは詠んだことがあっても、逆に十七音という制約、季語、切れなどという細々したことを考えるうちに嫌になってやめてしまいます。面倒だ、不自由だということなのでしょう。本書はそうした約束事がなぜそうなのか、という理由について著者の解説を入れ、理論的に俳句に取り組めるような工夫がしてあります。

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元気

◇◆第637回◆◇

4344006135元気―人はみな元気に生まれ元気の海へ還る
五木寛之 幻冬舎 2004-04

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元気の海から来てそこへ還る
書名の「元気」はいわゆる元気とはややニュアンスを異にしています。元気溌剌というような意味で使われる「元気」ではなく、人のいのちが生まれてきて死んだら還っていくところ、というようなニュアンスです。天地万物を生み出し、それを生かしているエネルギーの根元が「元気」なのです。

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リッチブラザー リッチシスター

◇◆第636回◆◇

4480878106リッチブラザー リッチシスター 神・お金・幸福を求めて二人が歩んだそれぞれの道
エミ・キヨサキ+ロバート・キヨサキ  白根美保子(訳)
筑摩書房 2009-11-11

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二つの道をともに追求していくこと
ロバート・キヨサキの妹のひとりはチベット仏教の尼僧です。その意外な組み合わせに驚きますが、本書を読むと、人間には経済的な側面と精神的な側面の双方を強化し続けていく必要があり、二人はそれをシンボライズした存在ではないか、と感じました。バランスがとれていないと、いずれどこかで痛い目を見ます。より多くのお金を稼ぐために工夫することは「強欲」ではないし、一方、自分の心や精神、神仏(人間を超えた大いなる存在)、よりよく生きることについて考えることは、宗教かぶれでも甘いことでもありません。

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大河の一滴

◇◆第635回◆◇

4877287043大河の一滴 (幻冬舎文庫)
五木寛之 幻冬舎 1999-03

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マイナス思考の人生論が人を支える
日本の年間自殺者数が12年連続で3万人を超えました。干支が一回りする間に40万人近くの人が自ら命を絶ったということになります。著者自身、真剣に自殺を考えたことが二度あると冒頭に記しています。人間は死と隣り合わせに生きており、自殺などというものも特別に異常なことではなく、ひょいと白線をまたぐように人は日常生活を投げ出すこともありえないことではない、私たちはいつもすれすれのところできわどく生きているのだと書いています。

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創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある

◇◆第634回◆◇

4062118734創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある―海洋堂物語
宮脇修  講談社 2003-05-21

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フィギュアで世界を制する企業を作った男の物語
海洋堂、知る人ぞ知る企業といえるでしょう。その道のマニアなら世界中の人が恐らく憧れるモノづくり集団でしょうが、オタクやフィギュアに関心のない人は釣り道具店かと思うかもしれません。私はチョコエッグのあのミニ動物たちを作っているところという程度の認識しかありませんでした。本書は海洋堂を一代で築き上げた代表取締役のいわば海洋堂の自叙伝です。フィギュアに興味はなくとも、熱狂するということは仕事を躍進させる原動力だということが学べます。

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机の上はいらないモノが95%

◇◆第633回◆◇

4794216785机の上はいらないモノが95%―世界一シンプルな整理法
リズ・ダベンポート 川村 透(訳)
草思社 2008-10-27

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机の見えるところには毎日使うものしか置かない
110ページという薄い本で、整理の要諦がつかめます。ポイントは、机の見えるところには毎日使うものしか置かないということ。まずここからだけでも実践すると、全く仕事が違ってくるだろうと思います。整理上手と自他共に認めている人以外は題名どおりでしょう。仕事内容がそれぞれ違いますから、必ずしも本書にあることすべてをそのとおりにやる必要はないとは思います。私など、一日七つもしなければならない重要課題はありません。見開き二ページに書き連ねるほどの日々の予定ももちろんありません。

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人生の目的

◇◆第632回◆◇

4344400410人生の目的 (幻冬舎文庫)
五木寛之 幻冬舎 2000-11

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すべての人間にあてはまる人生の目的は無い
題名とはうらはらに、著者は人間全てにあてはまる人生の目的など存在しない、と書いています。人生が徹底的に理不尽、不公平に出来ているということ、そのことに対する苦悩と絶望を通り抜けた思索の果てに著者がたどりついた境地でしょう。成せばなる、ポジティブシンキングといった積極的に打って出るというような人生論ではありません。人生とは思うにまかせぬもの、その事実を腹の底まで染みとおらせたうえで、さらに日々を生き抜いていくよすがとなるものは何かについて書いてあります。

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天命

◇◆第631回◆◇

4344411919天命 (幻冬舎文庫)
五木寛之 幻冬舎 2008-09

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人生とは理不尽で不公平なものである
生きることも死ぬことも理不尽であり、この世は不公平な場所である、ということを著者の経験を織り交ぜながら語っています。そしてそれでも私たちはこの世を、この人生を生きていかなければなりません。読者にそのことを語りかけながら、同時に著者は自分自身に言い聞かせているようにも読み取れます。その理不尽で不公平な世をなんとか耐え忍んで生きていくにはどうすればいいのか…。なにゆえ生きていかねばならないか、は個人個人が考えなければならないのでしょうが、それを考えるヒントにはなります。

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魂の体外旅行

◇◆第630回◆◇

4531080637魂の体外旅行―体外離脱の科学
ロバート・A・モンロー 坂場順子(訳) 笠原敏雄(監修) 
日本教文社 1990-05

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体外離脱体験を深化させていった先に見えてきたもの
著者は42歳のとき、突然体外離脱(OBE)するようになり、それがきっかけでOBE研究のパイオニアとなり、やがてモンロー研究所を設立してヘミシンク技術を開発します。本書は二冊目の著書であり、持ち前の好奇心でOBEを探求していく著者の姿、そこから明らかになってくるさまざまの事実が示されています。それは、OBEとは決して特異な体験ではない、ということです。

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なにを買ったの? 文房具。

◇◆第629回◆◇

4487803381なにを買ったの? 文房具。
片岡義男  東京書籍 2009-03-25

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所有と収集と幻想について考える
文房具ブームに火をつけたのが片岡義男なのだそうです。そうかな、昔から好きな人は好きだったと思うけど、と思いながら読みました。文房具の使い方のノウハウが書いてある本ではありません。作者が気になった製品を大量に買って積み上げ、あるいは机上に並べ、それを撮影した文房具大量写真集とでも言うべきでしょうか。片岡義男という作家、小説でもそうですが、どうでもいいようなことを妙にくわしく思い入れたっぷりに書く人です。そこが独特の魅力にもなっているのかもしれませんが。

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ザ・タートル

◇◆第628回◆◇

4822246302ザ・タートル---投資家たちの士官学校
マイケル・コベル 遠坂 淳一 /監訳 秦由紀子/訳
日経BP社 2009-02-11

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トレーダーは生まれか育ちか
トレーダーは生まれつきの才能によるものか、それとも教育で育成できるものなのか、それを実際の人間相手に試してみたのがリチャード・デニスです。この実験集団(タートルズ)のことはトレーディングをやった人ならみな一度は耳にしたことがあるでしょう。タートルズ関連の本は何冊か出ており、中にはタートルズだったラッセル・サンズ自身がその手法を暴露した本もあります。本書は秘密のベールに包まれていたタートルズたちに取材し、その内実に迫ったものです。

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日本人はなぜ英語ができないか

◇◆第627回◆◇

4004306221日本人はなぜ英語ができないか (岩波新書)
鈴木孝夫  岩波書店 1999-07

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日本人の努力が足りないからでも能力が低いからでもない
それは、日常生活に必要ではないからです。日本で暮らしていて、英語を使わなければ用が足せないなどということはまずありません。それどころか大学院レベルの教育まですべて日本語で受けられるのです。アジア各国で英語を達者に操る国というのはかつて英米の植民地であったところです。さらに国内の言語事情が複雑で、英語を使わなければ国全体の共通語がないところもあります。英語が話したくて話しているのではなく、それしか手段がないという国内事情を抱えている国がほとんどなのです。

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ことばと文化

◇◆第626回◆◇

4004120985ことばと文化 (岩波新書)
鈴木孝夫  岩波書店 1973-01

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始めにことばありき
日本語という言語が持っている性格、特徴、さらにそれが日本文化に与えている影響(日本語が日本文化の影響を受けているともいえますが)などについてあらためて見直してみるきっかけをもらえます。著者の専門は言語社会学、初版からすでに30年以上たっているにもかかわらず、現在も読み続けられているというのは、それだけ示唆に富む内容を含んでいるということです。

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詩のこころを読む

◇◆第625回◆◇

4005000096詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)
茨木のり子   岩波書店 1979-01

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詩はその国のことばの花々
著者は現代を代表する女性詩人です。いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があると冒頭に述べています。本書には、著者の心の底深く沈み、ふくいくとした香気を保ち、幾重にも豊かにしつづけてくれた詩の数々が取り上げられ、優れた現代詩の入門書になっています。生まれて、恋唄、生きるじたばた、峠、別れと大きく5つの部分に分かれており、そのまま人生行路をあらわしています。これを読むと、何でも詩になるんだと思います。

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今日の芸術

◇◆第624回◆◇

4334727891今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)
岡本太郎   光文社 1999-03

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芸術は人間の生命にとって必要不可欠なもの
岡本太郎芸術の本質を述べたものであり、同時に芸術とは何か、なぜ芸術があるのかを考える手がかりともなります。「芸術」なんてなくても別に暮らしていけると思っている人は珍しく無いでしょう。しかし岡本太郎は、「芸術は、ちょうど毎日の食べものと同じように、人間の生命にとって欠くことのできない、絶対的な必要物、むしろ生きることそのものだと思います」と冒頭に書いています。そしてそれが何ゆえかを本書の中で示しているのです。

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人生の意味

◇◆第623回◆◇

4072480657人生の意味
キャロル・アドリエンヌ  住友 進(訳)
主婦の友社 2005-09-01

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誰もが人生の目的に向かって進んでいる
本当の自分とは何だろう、自分の人生の目的とは何だろう、というのは人間の究極的で最も深い問いかけのようです。本書はそうした問いかけを胸に抱いた人がそれを見つけられるよう手助けするためのものです。誰もが目的を持って生れてくるのであり、誰もがすでに人生の目的に向かって歩んでいます。スピリチュアルの視点から見れば、人の人生に優劣はありません。世の中の常識と外見から人を判断することはできないのです。

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中学生のための詩の創作

◇◆第622回◆◇
中学生のための詩の創作―中学校教科書にでてくる詩の本
畑島 喜久生   国土社  1997-12

詩は誰にでも作れる
中学生でなくても、詩を作ってみたいと思う人の参考になるでしょう。俳句を詠んではいましたが、自由詩を書けるとはつい最近まで思っていませんでした。ところが、ふとしたきっかけで書き始め、このところ詩といえそうなものを毎日作っています。そして、著者が言っていることがなるほどと思えました。最初の何作かを継続して作るまでが山で、そこを越えると間違いなく誰でも俳句も短歌も詩もいくらでも作れるようになります。

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詩のわかる本(中学校 教科書にでてくる詩の本)

◇◆第621回◆◇
詩のわかる本 中学1年 (中学校 教科書にでてくる詩の本)
詩のわかる本 中学2年 (中学校 教科書にでてくる詩の本)
詩のわかる本 中学3年 (中学校 教科書にでてくる詩の本)
畑島 喜久生・編   国土社  1997-11

現代詩を読み直し、新たな発見を
中学校の国語教科書に掲載されている現代詩をとりあげ詩の言葉の持つ魅力、鑑賞の仕方について解説してあります。中学生向けの詩ですので、難解な詩はありません。しかし、短い詩の言葉が持っている世界の広大さ、言葉を選びその世界を構築した詩人の創造力、さらに読むことで刺激されるこちらの想像力といったものに気づくことができます。

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世界名言大辞典

◇◆第620回◆◇

4625400732世界名言大辞典
梶山 健・編著 明治書院 1997-11

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箴言・格言・金言・警句を集めた辞書
古今東西の膨大な箴言・格言・金言・警句を集め、参照できるようになっています。読んで楽しむこともできますし、スピーチやちょっとした文章に応用するにも便利な辞書でしょう。こうしたものをアフォリズムといい、諺とは少し違って、見識ある知者が人生・情念・社会・倫理・文化の機微について簡潔明瞭に述べた一言集のようなものです。同じひとつのことについて真逆のことを述べている言葉もあり、それもまたひとつの真実だと納得します。

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田辺聖子の小倉百人一首

◇◆第619回◆◇

4041314240田辺聖子の小倉百人一首 (角川文庫)
田辺聖子 角川書店 1991-12

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百人一首の入門書として最適
百人一首について、古典に造詣の深い田辺聖子さんが歌の意味、用いられている技巧、さらには歌人の生涯、時代背景までふくめて柔らかい口調で解説しています。誰もが一首か二首は知っているだろう百人一首という存在、編纂者の藤原定家は後鳥羽院などと同時代、12世紀から13世紀にかけてを生きた人です。700年以上前に編纂された歌集がいまも身近な存在としてあり、曲がりなりにも理解できるというのは、考えてみると凄いことです。

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「前世」からのメッセージ

◇◆第618回◆◇

4569661726「前世」からのメッセージ PHP文庫
ブライアン・L・ワイス 山川 紘矢・亜希子(訳)
PHP研究所 2004-04-01

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過去世回帰の第一人者が語る
退行催眠による過去世回帰に関する第一人者の集大成ともいえる著作です。ほぼ30年前、正当な精神科の専門医として活躍していた著者は偶然の出来事から目の前で患者が過去世に入ってしまうのに出会います。その後の著者の思索と経験と実践が本書には綴られています。こうした分野は「信じるかどうか」というのではなく、「体験しているかどうか」が大きくものを言います。著者も間違いなく正統派の科学者として懐疑論者でした。それがどのように変化していったかがよくわかります。

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14歳からの仕事道

◇◆第617回◆◇

465207806414歳からの仕事道 (よりみちパン!セ)
玄田有史  理論社 2005-02

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仕事について考えてみよう
仕事について学ぶ中高生が読むにもいいでしょうが、むしろすでに仕事をしている人が自身を振り返って考えるのにいい本です。やりたいことがなくても不幸じゃない、やりがいのある仕事と向いている仕事は違う、安定を簡単に求めない、ワケわからんことをあきらめない、悩んで悩んで悩みつくす、など、今更ながらにうなづくことが多いものでした。手っ取り早くというのは無いし、それでは生きていくことが面白くない。この世はじたばたするためにあるところかもしれません。

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友だち幻想

◇◆第616回◆◇

4480687807友だち幻想―人と人の“つながり”を考える (ちくまプリマー新書)
菅野仁  筑摩書房 2008-03

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人間関係について考えなおすきっかけに
中学生あたりを対象に書かれているため言葉は平易ですが、大人が読んであらためて人間関係のあり方について考え直すにもいい本です。友だち関係が中心になっていますが、親子、夫婦、同僚といったあらゆる人間関係に応用可能ですし、そこに息苦しさやしんどさを感じている人であればその理由を考えるヒントになるでしょう。

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仏教ではこう考える

◇◆第615回◆◇

4054039669仏教ではこう考える (学研新書)
釈 徹宗  学習研究社 2008-11

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宗教的にはこのように考える
著者は浄土真宗の僧侶であり、題名は”仏教では”ということになっていますが、もっと大きく「宗教的にはこのように考える」といえる内容です。二部に分かれており、第一部は京都新聞紙上で読者からの質問に答えたもの、第二部は檀家や門信徒の方との間であったやりとりをもとに構成されています。質問は多岐に渡り、俗世間的なことから宗教の根源にかかわるような問いまであり、誰もが納得できるというものではありませんし、正解のない質問の方が多いといえます。

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