ナンシー関の記憶スケッチアカデミー
◇◆第753回◆◇
![]() | ナンシー関の記憶スケッチアカデミー (角川文庫) ナンシー関 角川書店 2003-03 by G-Tools |
●コメントの妙技に抱腹絶倒
これが『通販生活』に連載されていたころに毎回読んでいました。そして、涙が出るほど笑ったのを覚えています。記憶スケッチとは、出されたお題の絵を全く何も見ずに、ただ記憶に頼って描くというものです。お題に応えた読者からの投稿をつのり、そこから著者が絵を選び、コメントをつけて発表するというものでした。
◇◆第753回◆◇
![]() | ナンシー関の記憶スケッチアカデミー (角川文庫) ナンシー関 角川書店 2003-03 by G-Tools |
●コメントの妙技に抱腹絶倒
これが『通販生活』に連載されていたころに毎回読んでいました。そして、涙が出るほど笑ったのを覚えています。記憶スケッチとは、出されたお題の絵を全く何も見ずに、ただ記憶に頼って描くというものです。お題に応えた読者からの投稿をつのり、そこから著者が絵を選び、コメントをつけて発表するというものでした。
◇◆第752回◆◇
![]() | トラウマの現実に向き合う―ジャッジメントを手放すということ 水島 広子 岩崎学術出版社 2010-12-01 by G-Tools |
●ジャッジメントを手放すということ
著者は対人関係療法を専門とする精神神経科の医師です。本書は治療にあたる専門家を第一の読者として書かれています。しかし、私はサブタイトルの「ジャッジメントを手放すということ」にひかれて本書を手に取りました。専門用語はほとんどなく、一般読者でも十分に読みこなせる内容です。ジャッジメントがいかに関係を阻害し、自分も相手も傷つけるものであるか、ということがわかります。そして、人がその罠に陥りやすいということも理解できます。
◇◆第751回◆◇
![]() | ベッカー先生の論文教室 ハワード・S. ベッカー Howard S. Becker 慶應義塾大学出版会 2012-04-21 by G-Tools |
●あらゆる創作のための心構え
本書は20年以上に渡って読みつがれている「書き方」の本です。著者はアメリカの著名な社会学者で、題名にあるとおりベースになるのは”社会学の論文の書き方”です。しかし、それを飛び越えてあらゆる創作物に通じる心構えをここから学ぶことができます。何かを作りたいと思っている人には、それが何であれ参考になります。書くものだけでなく、絵だろうと音楽だろうと同じじゃないかと思いました。
◇◆第750回◆◇
![]() | 写真ルポ イマドキの野生動物―人間なんて怖くない 宮崎 学 農山漁村文化協会 2012-03-10 by G-Tools |
●日本の野生動物の実態を知る
住宅地にツキノワグマが出没して射殺されたというニュースをときおり耳にします。「ツキノワグマが生息環境をおびやかされてカワイソウ」という感覚でそのニュースを聞いていましたが、実態はかなり違うことが本書を読むと理解できます。熊以外にも猪、猿、鹿といった動物による農林業への被害、いわゆる「獣害」の実態、さらに日本の山野で動物たちが今どのように暮らしているのかを垣間見ることができます。
◇◆第749回◆◇
![]() | リキテックス大全―Acrylic Color 100% Guide Book アクリル絵具入門者から、スキルアップしたい人まで 美術出版社編集部 美術出版社 2004-05-16 by G-Tools |
●リキテックスを使って何ができるか
リキテックスは代表的なアクリル絵具です。リキテックスを使ってどのようなアート表現ができるか、その可能性を示しているのが本書です。平面作品はもちろん、彫刻や雑貨といったものにも活用されている具体例があげられています。ただ、04年の発刊であるため、リキテックス・リキッドについては記述がありません。それでもなお、この守備範囲の広さには驚きます。
◇◆第748回◆◇
![]() | ランボーの言葉 地獄を見た男からのメッセージ 野内 良三 中央公論新社 2012-03-23 by G-Tools |
●ランボーの生涯の軌跡
アルチュール・ランボーは1854年フランス生まれの詩人です。16歳から突然詩を書き始め、天才詩人として注目を集めます。現在においても信奉者は多く、現代詩に多大な影響を与えました。しかし、彼自身は20歳で詩を捨て、貿易商、探検家としてアフリカを放浪し、37歳で癌のために亡くなりました。本書は彼の代表作『地獄の季節』『イリュミナシオン』などから抜粋して編者がコメントを付したものです。
◇◆第747回◆◇
![]() | 建築MAP大阪/神戸 ギャラリー間 TOTO出版 1999-06-20 by G-Tools |
●大阪・兵庫の代表的建築を地図で案内
大阪/神戸という題名になっていますが、取り上げられている地域はもう少し広く、兵庫県南部全域と一部但馬の建築も入っています。歴史的建築から現代建築まで538作品が地図に写真とともに掲載され、交通機関の案内もあります。章立てで地域を大きく区切り、見開き一ページで近隣の建築を一目で確認できるよう工夫されています。
◇◆第746回◆◇
![]() | 童話を書こう!完全版 牧野 節子 青弓社 2012-02-22 by G-Tools |
●<おはなし>を書きたい人のために
著者は児童文学作家です。現役の作家であると同時に、いくつかの大学で創作の講座を持っています。ですから、本書は童話だけでなく、あらゆる<おはなし>を書きたいと思っている人に参考になることが書かれています。文体、登場人物、背景、構成、ストーリー、小道具、タイトルそれぞれについて一章を設けて解説してあります。
◇◆第745回◆◇
![]() | 巨匠に学ぶ構図の基本―名画はなぜ名画なのか? 内田 広由紀 視覚デザイン研究所 2009-03 by G-Tools |
●構図で読み解く名画の秘密
名画をもとにその構図をいくつかにパターン化し、それが何ゆえ素晴らしいのかを解説しています。全体は構図の9型式、14要素、5役4景、人体のメッセージの四部に大きく分かれていて、それらを頭に入れて絵を見ればそれのどこが素晴らしいのか、また、描く場合はどのように組み立てればいいのかが理解できるようになっています。
◇◆第744回◆◇
| アクリル画の技法百科 ヘイゼル ハリソン Hazel Harrison グラフィック社 1995-07 by G-Tools |
●アクリル画の描き方を広く紹介
アクリル絵具は非常に幅広い表現ができる画材です。油絵のようにも、透明水彩のようにも描け、乾くと耐水性になります。プラスティック産業の副産物であり、建物の塗料と同じですから、堅牢で扱いやすく、驚くほどの多様性があります。逆に、その多様性ゆえ技法を極めつくすことは難しいように思います。本書は百科と銘打って、現在考えられるポピュラーな画法を一通り紹介しています。
◇◆第743回◆◇
![]() | ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日 エドワード・ドルニック 河野 純治 光文社 2006-01-24 by G-Tools |
●美術犯罪捜査の内側を描く
ムンクの『叫び』は「キャラクターが立っている」という意味ではダ・ヴィンチの『モナリザ』と双璧でしょう。誰でもその名を聞けばぱっと頭に浮かびます。『叫び』の”あの人”はケータイの絵文字になっているほどです。ムンクが『叫び』を四作描いていることを本書で初めて知りました。この作品で描かれている奪還作戦は、94年、リレハンメルオリンピックの開会式当日に、ノルウェー国立美術館から盗まれた『叫び』をめぐってのものです。それから10年後、04年にムンク美術館から別の『叫び』が盗難にあいました。こちらも06年に無事発見されています。
◇◆第742回◆◇
![]() | 図説 浮世絵に見る日本の二十四節気 (ふくろうの本/日本の文化) 藤原 千恵子 河出書房新社 2010-06-19 by G-Tools |
●繊細で変化に富んだ日本の四季を二十四節気と浮世絵で楽しむ
二十四節気は、月の運行をもとにした太陰暦の季節のずれを正すために太陽の動きをもとに考案されました。一年を二十四等分に区切り、それぞれに季節の特徴を表す名がついています。日本には七世紀に中国から暦とともに伝わり、太陰暦と二十四節気が合体した太陰太陽暦が使われるようになります。日本の気候風土とは異なることによる矛盾がありましたが、何度も修正して1844年(天保15年)、現在旧暦といわれる最も正確な天保暦が完成しました。
◇◆第741回◆◇
![]() | 仕事にすぐ効く 魔法の文房具 土橋 正 東京書籍 2010-06-23 by G-Tools |
●最新の文房具の数々を紹介
著者は文具コンサルタントです。内外の新旧の文具の最新情報をもとに使い方の提案をおこなっています。本書は五章に分かれ、第一章:発想(筆記用具)、第二章:記録(ノート)、第三章:整理(スケジュール、ファイル、机)、第四章:事務作業(発送、伝言、資料作成)、第五章:ツール(電車、会議、引き出し)といった内容になっています。いろいろな発想で生み出された文具の数々を眺めているだけで楽しい本です。
◇◆第740回◆◇
![]() | 学校では教えてくれない風景スケッチの法則―不透明水彩絵の具ガッシュを使って描く 増山 修 日貿出版社 2009-05 by G-Tools |
●最も身近な絵具を使って描く風景画のコツ
風景画を描くコツを解説した技法書はたくさん出ています。そのほとんどは透明水彩を用いたものです。本書は数少ない不透明水彩を使った技法書です。不透明水彩は私たちが子どものころから学校で使ってきた絵具です。なぜ学校で透明水彩ではなくガッシュ(不透明水彩)を使うのでしょうか。価格が安いからなのか、子どもにも扱いやすいからなのか、それはわかりませんが、誰でもなじんでいる絵具であることは確かでしょう。
◇◆第739回◆◇
![]() | 文房具の足し算 (趣味しゅみ画報) 和田 哲哉 ロコモーションパブリッシング 2009-08 by G-Tools |
●文房具を組み合わせて使う提案
著者は文房具のサイトやショップを運営している文具のエキスパート。本書では文房具を組み合わせて使う方法を49項目提案しています。文房具は単純な道具であるにもかかわらず、人によって使い方がかなり違うものではないかと思います。それほど値段がはるものではないので、試してみようかという気になりやすいものともいえます。本書を読みながら、自分ならどうするか、どうしているかということを考えてみました。
◇◆第738回◆◇
![]() | 油彩画プロの裏ワザ (The New Fifties) 中西 繁 講談社 2006-09-26 by G-Tools |
●制作手順を丁寧に解説
全体が99ページあり、そのうち前半の30ページを使って著者の風景画の制作プロセスを丁寧に解説してあります。油絵で風景画を描きたいがどうしたらいいのか具体的な方法を知りたいという人には、参考になるでしょう。細かなところまで写真で解説してあり、どのように絵を作っていくのかがわかります。このように描くなら随分時間がかかるだろうとは思います。
◇◆第737回◆◇
![]() | すばらしい人間部品産業 アンドリュー・キンブレル 福岡 伸一 講談社 2011-04-15 by G-Tools |
●人間部品産業の歴史と今
題名の「すばらしい」は反語です。20世紀末、臓器移植や遺伝子治療、さまざまな生殖医療技術が現実の医療の中に入って来ました。それがどのような事態を巻き起こしているのかを具体的事例を通して示しています。また、人間が自分たちの存在自身をも切り売りできる商品として考えるようになったことの歴史的、哲学的背景について後半で記し、今後私たちはどのような方向を目指すべきなのか問いかけています。
◇◆第736回◆◇
淡彩で描く街角スケッチ―100作例でよく分かる
服部 久美子
日貿出版社 2005-12
by G-Tools
●淡彩画の描き方の基本から
淡彩画とは、鉛筆やペンで線描しそこに透明水彩で部分的に彩色した絵です。全面的に色を塗ってしまう絵とどう違うのかといえば、それによって描きたいものを際立たせる、線描と彩色のコンビネーションで見せる、そういう意図があるようです。さらっと描く(ように見える)ことによって品のよさをかもし出すことができます。ただし、それだけにデッサンがゆがんでいるとお話にならないところもあります。
◇◆第735回◆◇
![]() | 動きが心をつくる──身体心理学への招待 (講談社現代新書) 春木 豊 講談社 2011-08-18 by G-Tools |
●心は脳のみにあらず
著者が提唱する身体心理学は人の心を身体の動きとの関連で考えていこうとするものです。とかく脳が注目され、ともすれば脳の働き=心の働きと短絡的にとらえる風潮が学問の世界でも増えているようです。しかし、著者は「初めに脳ありき」ではなく、初めにあったのは身体の方であり、そこから結果的に脳が生まれてきたことを述べ、その視点を持つことの重要性を説いています。
◇◆第733回◆◇
![]() | 慢性疼痛: 「こじれた痛み」の不思議 (ちくま新書) 平木 英人 筑摩書房 2012-01-05 by G-Tools |
●心因性の慢性疼痛とは
本書で取り上げられているのは心因性の慢性疼痛です。痛みはつらい症状でありながら、どこまでも個人的なものです。心因性の慢性疼痛とは、1)通常の鎮痛剤が効かない、2)周囲に説明してもわかってもらえない独特の痛み方をする、3)医療機関で検査をしてもはっきりした異常がみつからない、あるいは完治したはずなのに痛みがいつまでも続く、という特徴を持っています。
◇◆第732回◆◇
![]() | ディープピープル 青 NHK「ディープピープル」制作班 講談社 2011-04-01 by G-Tools |
●超一流選手のみが知っていること
NHKの同名のトーク番組を書籍化したものです。テレビを持っていないため書籍で初めて知りました。本のみでも十分楽しめます。本書ではそれぞれの競技で世界チャンピオンレベルの選手三人に競技における深い話を語らせています。三つの競技とも現役で活躍中の選手が入っているというのが昔話にしてしまわないミソにもなっているようです。言葉の端々ににじむちょっとしたことからヒントをもらえます。
◇◆第731回◆◇
![]() | 命は誰のものか (ディスカヴァー携書) 香川 知晶 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-08-05 by G-Tools |
●生命倫理について考える
医療技術の飛躍的な進歩に伴って、20世紀末ごろから人間社会は生命倫理という問題と常に向き合わざるを得なくなっています。代理出産、尊厳死、脳死、臓器移植など、本書ではそれらの問題について読者に問いかけ、考えるよう促しています。すべてある日突然自分が当事者になる可能性があることだからです。本書の問いを読んでいると、人間はなんと因果なものなのか、と思ってしまいます。これらは医療技術の発展によってもたらされたものです。人間が望み願い求めた結果素晴らしい未来がもたらされるはずだったのに、決してそんな日はこない、ということがわかります。
◇◆第730回◆◇
![]() | 砂 マイケル・ウェランド 林裕美子 築地書館 2011-07-29 by G-Tools |
●砂についての驚くべき物語
砂についてあらゆる角度から描いた作品です。砂なんてあまりにもありふれていて、あらためて考えたこともありませんでした。しかし、この作品を読むと目からうろこが落ちる思いがします。ほんとうに驚くべきことというのはこの砂のようなありふれたことの中にあるのです。著者はハーバード大学とケンブリッジ大学で地質学を専攻し、現在はエジプトや中央アジアでさまざまなプロジェクトにかかわっています。砂がどれほどありふれていてどこにでもあって、それでいて驚異的なものなのかということをあらゆる角度から描いて驚嘆すべき著作です。
◇◆第729回◆◇
![]() | 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか 岡本 太郎 青春出版社 2002-01 by G-Tools |
●芸術も人生もすべて爆発
「芸術は爆発だ」という岡本太郎の言葉のもう少し詳しい解説になっています。彼は未来や過去を考えてそれを計算して生きることをよしとしません。そんな人生は全くつまらないものです。それが「常識人間」であり、それを捨てなければほんとうに生きたことにはならない、と言っています。そんな風に生きることは決して楽ではありません。しかし、ほんとうに生きたいと思ったら、瞬間瞬間に賭けて生きること、周囲の状況にあわせ、自分自身を甘やかす生き方をやめることが必要だと彼は言うのです。
◇◆第728回◆◇
![]() | 肩こり・首痛は99%完治する―“緊張性頭痛”も“腕のしびれ”もあきらめなくていい! 酒井 慎太郎 幻冬舎 2010-06-25 by G-Tools |
●ストレートネックの予防を
これまで肩こりというものに悩んだ経験がありませんでした。そう言うとほとんどの場合、うらやましいと言われます。それほど日本人には「肩こり」はありふれた不定愁訴、極端に言えばあってあたりまえ、なければおかしいというほどのものになっています。肩こり無縁だったのに、昨年の暮れに右腕を痛め、その回復過程で右の肩甲骨の首との境目あたりがどうにも重苦しい感じになりました。これが肩こりというものか、と気がつきました。同時に腕と肩、肩と首はつながっていると痛感しました。本書は肩こりの原因の大半が「ストレートネック」にあるとして、その予防、改善について述べたものです。
◇◆第727回◆◇
![]() | 日本のふるさと奈良 安野 光雅 産経新聞出版 2010-09 by G-Tools |
●安野光雅が描く奈良の風景画と仏画
産経新聞に連載されたものを書籍化しています。彼は文章も素晴らしいですから、巻末の「あとがき」「作品解説」もおもしろく読めます。自身は無宗教だから、仏像を彫刻作品としてみると書いています。興福寺の阿修羅像、法隆寺の百済観音、東大寺戒壇院の四天王像などについて、その素晴らしさに打たれたことを述べています。これらを私も拝観したことがあります。いずれも理屈抜きに素晴らしい、群を抜いて素晴らしい仏像です。何がどう素晴らしいのか、言葉ではうまく言えず、筆舌に尽くしがたいとはあのことかと思います。そういう感覚が本書の中でも述べられていました。
◇◆第726回◆◇
![]() | 一色一生 志村 ふくみ 求龍堂 2005-01 by G-Tools |
●染と織にかけた生涯
人間国宝である染色作家の随筆集です。随筆という分野は、"エッセイスト"という肩書きの人が書いたものよりも、何か専門分野で秀でた仕事をなした人が書いたものの方がはるかにおもしろいものです。本書もそのとおりで、冒頭の「色と糸と織と」から、自然の植物を使って染めるということの奥深さに引き込まれます。桜を使って桜色に染めるには花が咲いた後ではなく、咲く前の木を使う、花を咲かせるために木が溜め込んだ何ものかをいただいて染めるといいます。自然の営みのもつ不思議さ、神秘さ、それを活かす人間の知恵、その一端に触れることができます。
◇◆第724回◆◇
![]() | やさしく読み解く日本絵画―雪舟から広重まで (とんぼの本) 前田 恭二 新潮社 2003-08 by G-Tools |
●中世から近世の代表的絵師
15世紀から19世紀までの日本を代表する絵師11人を取り上げて解説しています。収録されているのは、雪舟、狩野永徳、長谷川等伯、俵屋宗達、尾形光琳、英一蝶、池大雅、円山応挙、伊藤若冲、葛飾北斎、歌川広重です。ひとりあたり10ページほどをさき、時代背景と生涯をおりまぜながら代表作はカラーで入れられています。中世から江戸にいたる日本絵画を知るには手ごろな入門書でしょう。